糸練功とは

糸練功

太陽堂漢薬局の木下先生が開発されたもので、患者さんの病能をより正確に把握する為に、漢方の四診のうちの触診を除く問診・望診・聞診の他に、医療気功である糸練功を駆使し患者さんの証(現在の体質と病能)を把握・判断していきます。

糸練功を駆使する事により、従来諦められていた様々な病に東洋医学的な、どの治療法・どんな漢方薬が合うかの対応が出来ます。

西洋医学的判断は出来ませんので、そのような時には、必ず医師の診断を受けてください。

糸練功とは

糸練功は医療気功のの一つです。気功には軟気功・硬気功、外気功・内気功があります。糸練功は軟気功・外気功を使った医療気功です。

糸練功は「入江式FT」と「中国上海気功」とを合わせたもので、太陽堂漢薬局木下先生が改良開発された医療気功です。

糸練功に関しては、「漢方の臨床」57巻12号(2010)P117−121 『入江FTを漢方へ糸練功の開発』(福岡市・太陽堂漢薬局 木下順一朗)として東亜医学協会において発表されておりますので、研究者の方はご参照ください。

糸練功を駆使することにより、正確に患者さんの病能や体質把握することが出来ます。

糸練功で何を診るの

糸練功で診るのは、身体の中を流れる「気」の流れ、経気です。人間の身体は常に経気というエネルギーが流れていて、そのエネルギー・波動が狂うと人間は病気となります。糸練功で経気の流れを診ることにより、現在の患者さんの状態を判断できます。すなわち、状態に合った、正しい漢方薬を用いると滞った経気の流れがスムースになります。経気が正常にスムースに流れるように患者さんの病状ごとに糸練功を行い、それぞれの症状に合った漢方薬を合わせます。

糸練功で何が出来るの

○患者さんの病能を判断できます

 糸練功の深浅診を使うことにより現在の「病機の程度」と病機の勢い」が判ります。

○先天的、後天的の判断をします。

○骨の歪み、損傷、異常の判断できます。

 音素診を使います。

○病気特有の反応穴を使い判断します。

 病気ごとに糸練功の反応穴が違います。反応穴を使うことにより正確な判断と最適な漢方薬の選択ができます。

遠方の患者さんも診ることが出来ます。

 遠く離れていても、患者さんの病能を診ることが出来ます

 患者さんの「気」が入った「直筆の文字」を使い「遠隔診」を行い、遠方の患者さんの病能を診ることが出来ます。